新幹線 学割 こだま

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東海道新幹線の区間内を走る電車としては、こだまやひかり、のぞみがあります。

 

その中でもこだまが選ばれる理由ってどんなこと？

 

東海道新幹線には、こだま、ひかり、のぞみの3種類の車両があります。

 

それぞれ何が違うのか？というと、まずは停車する駅数が違います。

 

最も停車駅が少なく所要時間が短いのは、のぞみ。

 

新大阪までだと5駅で、所要時間は2時間33分です。

 

ひかりは停車駅が7駅で、所要時間は3時間。

 

残ったこだまは、停車駅が16と圧倒的に多く、時間も4時間4分もかかってしまいます。

 

このデータだけで比較すると、誰でも「新大阪に行くならのぞみに乗りたい！」と思いますよね？

 

ただし、速い分だけ料金も高めの設定。

 

自由席は全ての列車で同じ金額ですが、指定席はのぞみが300円ほど高くなります。

 

学割を使った場合の割引は次の通りです。（左が正規金額、右が学割適用後の金額です。）

 

• 【自由席】13,620 円→11,870円
• 【のぞみ指定席】14,450円→12,700円
• 【こだま・ひかり指定席】14,140円→12,390円

 

同じ新幹線なのに、のぞみとこだまでは差があり過ぎるのでは！？と思われるかもしれません。

 

私は静岡県民なので、かねてより「なんで、静岡にはのぞみが停まってくれないの？」と不満を抱いていますが(笑)、自分が東京～名古屋や東京～大阪、もっと遠くの東京～博多を移動する立場だったら「途中の駅をできるだけショートカットして移動できる電車が欲しい」と思うに違いありません。

 

要するに、のぞみとこだまは完全にターゲットが分けられているということなんでしょうね。

 

しかし、遠方まで移動するケースでも、好んでこだまを選ぶ方もいます。

 

例えば、「時間を気にせず、できるだけ費用を削減してのんびり旅行したい。」という場合。

 

そこで注目されているのが、ぷらっとこだま。

 

JR東海ツアーズが扱っている、格安新幹線プランです。

 

あくまでもツアー旅行商品の一つなので当日購入はできませんが、ネットでの事前申し込み＆当日受け取りが可能で、こだまの料金が2割もお安い！

 

ちなみに、この商品を購入する際に学割は使えるのでしょうか？

 

残念ながら、ぷらっとこだまには学割は使えません。

 

しかし、とにかく安い！

 

学割を使って新幹線のチケットを買うよりもダンゼンお得な金額です。

 

具体的な金額は次の通りです。※通常期で、普通車指定席料金を比較した場合

 

• 【東京～静岡】

学割：5,680円　ぷらっとこだま：4,600円

 

• 【東京～名古屋】

学割： 9,620円　ぷらっとこだま：8,100円

 

• 【東京～京都】

学割：11,950円　ぷらっとこだま：10,100円

 

• 【東京～新大阪】

学割：12,390円　ぷらっとこだま：10,300円

 

ツアー旅行の一種ですから、乗る駅や車両、降りる駅など厳密に指定されてしまうという自由度の低さがネックですが、ワンドリンクがついてこの金額は驚愕です！

 

社会人とは違って時間の融通が利くのも学生の特権でしょうから、ぜひ学割よりも安いぷらっとこだまを利用してみてください。

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