北海道新幹線には真似できないスーパー白鳥の大仕事とは!
スーパー白鳥に乗せられた北海道の夢は北海道新幹線に託された
北海道新幹線と同じ色のスーパー白鳥。運行は守られるのか?
北海道新幹線が開通するまで、北海道を支えてきた、白鳥とスーパー白鳥。
新幹線にも負けない人気を誇る、スーパー白鳥のひときわ輝く緑色のボディは、北海道の自然と皆の夢のかたまりだった!
北海道新幹線が開通しても色褪せずに残って欲しい!!
白鳥・スーパー白鳥はJR東日本・JR北海道が新青森駅から函館駅間を運行している特急列車です。
2002年に東北新幹線が八戸駅まで開通したのを機に、八戸駅での東北新幹線との接続、津軽海峡線の「海峡」との置き換え目的で運転を開始した列車です。
2010年には、東北新幹線、新青森駅までの全線開通に合わせて、新青森駅で東北新幹線と接続する特急として新たに運行を開始したのです。
この白鳥というネーミングは、北海道の大沼に飛来する渡り鳥の白鳥が由来で、一般公募により決定しました。
素敵な名前です。
白鳥とスーパー白鳥の違いですが、使用車両によって違い、スーパー白鳥のヘッドマークには駒ケ岳をバックに大沼を飛ぶ白鳥の姿が描かれています。
2015年の運行状況は、定期列車が全列車が新青森駅から函館駅間で運転されており、白鳥が2往復、スーパー白鳥が8往復設定されています。
臨時列車の白鳥は1往復しており、青森駅から函館駅間で運転されています。
今だに現役で人気も多い白鳥・スーパー白鳥ですが、新青森駅で、東北新幹線のはやぶさ・はやてに接続するダイヤも組まれており、号数も接続するはやぶさ・はやてに合わせられているようです。
中でもスーパー白鳥に関して言えば、JR北海道が管理する車両で、色はもえぎ色。
もえぎ色って言われても解りにくいと思いますが、簡単に言うと「緑」です。
これには北海道の自然の色を全面に出し、Natyuraru Modarnを基本コンセプトにしています。
北海道らしさと、環境の調和、旅の楽しさを演出しているようです。
気になる停車駅は、【函館駅】を出ると【五稜郭】→【木古内】→【蟹田】→【青森】→【新青森】です。
なんとスーパー白鳥、さすがは特急列車。
グリーン車の用意までされています。
横3列のゆったりとした広々空間に、なんとシートは革張りで贅を尽くしています。
肘掛けは木製で、ヘッドレストは可動式なので、北海道の長旅も、ゆったり楽ちんに楽しむことが出来るのです。
来る2016年3月には新青森駅から札幌駅までを繋ぐ、北海道新幹線が一部開通しますが、スーパー白鳥は北海道新幹線とは繋がらないのかという疑問が生まれてきました。
恐らく、新幹線が開通するとその任務は新幹線の方に一任され、車両改良後、札幌駅周辺で見かけるようになる日が来るかもしれません。(※あくまで私個人の予想です)
今まで頑張ってくれた車両を一括焼却するのではなく、一部でも使って限界まで色褪せること無く、守っていってほしいものです。
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