北海道新幹線の内装は流氷など北海道由来をイメージして素敵!
北海道新幹線の内装の話をするならば、グランクラスを避けて通れません。
他の内装と比較すると上手い具合に差別化ができています。
恐らく名だたるデザイナーの手によると思うのですが、北海道新幹線に乗るなら、その辺もチェックしてみて下さい。
北陸新幹線、東北新幹線そして北海道新幹線にも導入されて話題なのが、新幹線のファーストクラスと称される「グランクラス」。
連結されるのはたった1両、乗車できるのは18人、まさに選ばれた人のための、選ばれた車両です。
グランクラスは先頭車両に設けられていますので、通常の客車と比べて元々乗車スペースは限られているのです。
ですが、通常の先頭車両ならば定員は29名に対する18名ですから、そのゆったり加減が想像できるというもの。
通常車両の座席の配置は2列+3列、グリーン車ですら2列+2列に対してグランクラスは1列+2列。
リクライニング角は最大45度、レッグレスト、ヘッドレストがついており全て電動・本革張りシート。
湖沼や海の水のきらめきを表現した深い青のカーペットに、クリーム色のシート、白基調の内装。
レクサスLSの内装にありがちな色遣い、、、といってしまうと怒られそうですが、グリーン車との差額を充分埋める雰囲気です。
ちなみにその差額3,340~6,860円意外と安いのです、軽食とアルコールを含むフリードリンクも付いてきますから元が取れる!!
なんて発想の人はグランクラスを利用すべきではないのでしょう、もっと余裕がある大人のためものだと内装も物語っています。
さて、お次は北海道新幹線・グリーン車の内装について。
カーペットは流氷の海明けをイメージ、それなりに高級感はあるものの、グランクラスと上手く差別化が図れています。
内装はクリーム色が基調、北海道の乳製品をイメージ、、、うーん聞かなきゃよかった。
しかし、さすがグリーン車という高級感はあるのです、トヨタ車に例えるとマークXといった感じ。
この辺のヒエラルキーの演出具合が上手いですね、内装担当のデザイナーさんさすがです。
一般車両との価格差は4千円強です。
そして平民のための車両ですが、壁や天井の一部に木材ではなく「木目」を採用、床はグレー、シートは茶系です。
まあ、この内装で怒る人はいないだろうなというコンサバティブなデザイン、ぎゅうぎゅうに詰まった座席。
そして使用するには細すぎるアームレストが涙を誘います。
とはいっても在来線とは差別化がおこなわれており、何となしにスタイリッシュな内装になっているのはいい仕事。
トヨタ車で例えるとアクアといった感じです。
思っていた以上に料金で差が出る北海道新幹線の内装、でも絶対に乗れないぐらいにグランクロス、高価格ではないところが憎い。
、、、というか、うまいなと思ったのでした。
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