夢が詰まった北海道新幹線。青函トンネルは抜けられるのか?
まもなく開通する北海道新幹線。
期待に胸膨らませる方も多いことでしょう。
青森と北海道を結ぶ青函トンネルをも通過して走る北海道新幹線から目が離せません!
今年、(平成27年)3月に北陸新幹線の長野から金沢間が開業したことは、まだ記憶に新しい事です。
東京-金沢間を2時間28分で結ぶ、最速新幹線の北陸新幹線はなんと最高速度260Km/hを誇り、定員934人を乗せて走ります。
北陸新幹線の興奮冷めやらぬまま、来る平成27年度末【北海道新幹線】が開業するのは、皆さんご存知の事でしょうか?
路線は【新青森】に始まり、【奥津軽いまべつ】→【木古内】→【新函館北斗】→【新八雲(仮称)】→【長万部】→【倶知安】→【新小樽(仮称)】→【札幌】
と、新青森から札幌間をつなぐ北海道新幹線。
これでも2015年初めに、検討委員会が5年も前倒しにしての、開業が決定されたばかりなんです。
楽しみにむねを膨らませている方も多いので、この決定は更に期待を膨らませる後押しになっているのではないでしょうか?
北海道へ新幹線が開通すると聞いて、私はまず札幌から始発するのかとてっきり思っていました。
実は先程の停車駅を見て頂けばお分かりかと思いますが、青森県発なんです。
これには正直驚きました。
「青函トンネルを通過するのか」と。
青函トンネルは、青森県と北海道間にある津軽海峡の海底約100m地下を掘削しできたトンネルで全長約53.9Kmもある日本でも有数、否、世界に誇れる日本を代表するトンネルと言えます。
これは、当時では世界1の交通機関用トンネルとして運行されてきました。
凄いトンネルなんです!!
新幹線が走れるように、新幹線規格でそもそも建設されているため、新幹線が運行できるのです。
未だかつてない、日本最大の地下トンネルを走る北海道新幹線は、今着々と準備を進め、2014年から青函トンネル内を試験運転中です。
ココでも疑問が生まれませんでしょうか?
「在来線と新幹線鉄道は共用出来るのか?」と。
実は大丈夫なんです。
昭和63年に開通された青函トンネルは、先ほども言いましたように、新幹線規格で作られた、トンネルなので、線路が従来の線路より1本多い3本用意されていて、新幹線と在来線が共用出来るようになっているのです。
しかも青函トンネルの前後を含めた82Kmが共用走行区間になっているので、北海道新幹線、通常在来線及び、貨物も今まで通り走行できると言うわけです!
北海道新幹線に乗る最大の見所は、やはり青函トンネルの通過になりそうです。
通過中は、もちろん景色は期待できませんが、日本一の地下トンネルを走行しているという満足感は他の新幹線では味わうことができません。
しかも長い、長いトンネルを超えれば、きっと北海道の自然を望む景色が広がっているという期待感もまた、旅の醍醐味になるのではないでしょうか?
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