北海道新幹線に採用された車両は安全性もトップクラス!
北海道新幹線に用いられる気になる新幹線車両。
東北新幹線に用いられている車両とほぼ同一ではあるものの、北海道独自のコンセプト、デザインも盛り込まれています。
車両に関しても、新規開発も採用され、乗る人の事も最大限考えられた、その内装に注目です!!
東北新幹線の終点駅である、新青森駅から北海道札幌市を結ぶ北海道新幹線。
2015年3月に開業予定で2014年冬から正式に試験運転が何度も実施されています。
あらゆる角度から試験を行い来年度の開業に向けた取り組みを行われていますが、その試験も本開業に使用される車両と同一の車両が使用されています。
北海道新幹線に用いられる車両は、JR東日本【H5系】であると言われています。
近年では東北新幹線で用いられている【E5系】と同等車両で、の違いは、中心の帯色が緑色になっています。
E5とH5系は同車両の色違いと考えてもらっていいと思いますが、これには理由があって、もともとJR東日本が東北新幹線を開業するために時速、320Km運転を行うために設計されました。
北陸新幹線に用いられている、「E2系」車両の後継車両で、製造コストはなんと約45億円かかっていると言われています。
北海道新幹線に用いられるH5系は新青森駅で、E5系と連結され運転されることもあるようで、その際にE5とH5系それぞれに、問題が起きないようクドいほど試験を繰り返されています。
もちろん外観にもこだわりがあり、側面は、点検蓋を兼ねてふさぎ板で、車両下半部を覆い隠しています。
カバーはカーボンファイバー製で、吸音材を使用しているため騒音の低減効果があるといいます。
内装デザイン、インテリアは、「ゆとり」「やさしさ」「あなたの」をキーワードに自然の色を多く使い、暖かく落ちついたデザインになっています。
先頭車両の客室スペースの減少や、多目的トイレの採用、バリアフリー設備を設置しているため、一編成の収容人数は減少したものの、設備などの充実に相殺されて成るものと感じました。
H5系はこの設備に更に北海道らしさをプラスし「北海道の旅の序章として、その先の旅への思いを奏でる-Prologue of the North Experience-」をコンセプトに、雪の結晶などをあしらった独自のデザインを採用しています。
余談ですが、車両の内装に北海道の名産、道南スギを使用する計画もありましたが、JR北海道側の手違いもあり、その計画は立ち消えとなりました。
残念です。
営業運転の最高速度は320Kmで上り3%での均衡速度は360Kmにもなります。
標準編成は10両で、曲線通過時の乗り心地を向上させて、半径4000mのカーブにも320Kmで走行出来るようになっています。
顔が特徴的で、なかなか独特な外観ではありますが、その性能は折り紙付きで、東北新幹線も採用にいたりました。
北海道新幹線でも名前を「はやて」「はやぶさ」を採用しているため、一見ではなかなか見分けは難しいかもしれませんね!!
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