夜行バス マナー

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一旦乗車してしまえば、あとは目的の場所まで自動的に連れて行ってくれる夜行バスは便利で安価で助かります。

 

でもマナーを守ることでもっと快適にできることもあります。

 

お互いに気分よく過ごすために気を付けたいこと、調べてみました。

 

前夜から朝にかけて一晩中乗車していることになる夜行バスでは、喉も渇けばおなかもすくことがあると思います。

 

そこで、登場するのが飲食に関するマナーです。

 

車内はエアコンがきいていて快適なのですが、密室状態であることには変わりありません。

 

密室で困ることといえば、においです。

 

飲食物のにおいは、夜はできるだけ食べたくない、体調不良で食欲がない、乗り物酔いしやすい人にとってはきついものですよね。

 

避けたい夜行バス車内での食べ物としては、カレー味、香辛料のきついもの、ガーリック味などがあります。

 

また、揺れるとこぼれやすいカップラーメン、コーヒーも困りものです。

 

下車している間に食べてしまうか、コーヒーなら蓋つきのものを選ぶといいでしょう。

 

また、軽く考えてしまうのがお酒です。

 

男性に多いのですが、ビールを一杯程度ならと軽く考えてしまいがちですが、お酒が全くダメな人、アルコールに過敏な人も周りにいる可能性が大です。

 

また、ずっと動いている車内、しかも多くの見知らぬ人と過ごす車内でアルコールを摂取するのと、普段、店や自宅でゆっくり飲むのとでは体調にどう影響するか予測できません。

 

アルコール摂取は控えたほうが、自分の体調管理のためにもマナーとしてもよいといえそうです。

 

昨今、電車などの公共交通機関で携帯電話での通話についてのマナーが徹底されてきた感がありますが、音楽プレーヤーやゲーム機についてはまだまだ野放しの状態です。

 

音漏れは、本人はまったく気がつかないものです。

 

ましてや、夜行バスは就寝する人も大半ですから、音のマナーには細心の注意を払いたいものです。

 

ゲーム機、またはスマートフォンでのゲームも避けたいもののナンバーワンといえるでしょう。

 

車中泊の間でさえもゲームをしていたいくらいにゲーム好きな人の数というのは、一般世間からすると少数派です。

 

それだけでなく、ボタンを押したりする音、ゲーム中の光で周囲のお客さんの就寝を邪魔してしまう可能性が大です。

 

さまざまな人が乗車する夜行バスでは控えたほうが無難といえそうです。

 

もしもどうしてもゲームをしたいのであれば、カーテン付きの個室状態にできるグレードの夜行バスを選ぶと、マナーも守りやすくなり、お互いに快適に過ごすことができます。

 

便利な夜行バスの旅ですが、お互いに見知らぬ同士でも、集団行動にふさわしいマナーを守れるようにしましょう。

 

とくに時間厳守は大事です。

 

最初の出発は、定刻に間に合わない時には遅刻者を待たずに出発してしまいます。

 

そして、途中の休憩終了の際に誰か一人でも遅れたりすれば、全員の出発が遅れます。

 

よくあるのが、自分の乗っていたバスを見失うというものです。

 

広い駐車場で、しかも見通しの悪い夜中にバスを降りて、時間ぎりぎりにいざ戻ろうとしたらどのバスだったかわからなくなり、戻るのが遅くなるというパターンです。

 

この事態を避けるためには、降りたらすぐに自分の乗っていたバスのナンバープレートを確認しましょう。

 

そして、しばらく歩いてから振り返って、駐車場全体から見てどのあたりに停車しているのか、だいたいの位置を確認します。

 

こうすれば、万が一時間ぎりぎりで戻ったとしても、自分の乗っていた夜行バスやその停車位置を間違わずに戻ることができます。

 

そのほかの守りたいマナーとしては、体調管理をするということです。

 

お腹がいたくなりやすい、酔いやすい、頭痛もちである、など既往症に対して、普段から服用している薬の常備は忘れないようにしたいものです。

 

さらに、考えられる体調不良に備えて、胃腸薬、風邪薬、鎮痛剤を持参するといいのですが、初めて服用する薬ではなく、できれば普段でも服用したことがあり、効き目として自分で把握できるものにしたほうがよいでしょう。

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