夜行バス 3列シート 4列シート

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3列シート、4列シート、長時間使用するだけに夜行バスのシート配列は重要なポイント。

 

3列シート 4列シートにもそれぞれバリエーションがあり、夜行バスのサービスも細分化されていく、そんな時代になっているのです。

 

東京博多間、夜行バスを利用するなら約14時間。

 

この長時間どんなシートで過ごすかというのは、非常に大きな問題です。

 

そこで近年話題になったのが、全席が個室になっているという「はかた号」。

 

マッサージチェアにもなるシートはフルリクライニング。

 

アメニティも充実と至れり尽せりとなっており、乗車料金は１万9,000円という高めの価格にもかかわらず、かなりの人気だとか。

 

飛行機や電車の安価な代替交通手段としての夜行バスも、サービスの誕生以来ずいぶん経ちました。

 

ただ、目的地に着けばよいという時代から、移動時間の快適性が重視される時代。

 

もっというと、夜行バスは快適性と値段のバランスをシビアに比較する時代となったのです。

 

それは、全席個室とまではいかないものの、シートの並びのバリエーションが豊富になったことでも理解できます。

 

３列シートと聞くと、近年人気のミニバンタイプの乗用車を想像しがち。

 

しかし、夜行バスの場合の３列とは横並び、縦に３列シートが並んでいるわけではありません。

 

そして、この３列シートも実は２種類のバリエーションに別れます。

 

「２＋１」と「３列独立」、夜行バスの比較サイトによくあるこれらの語句は、こんな意味を持っていたんですね。

 

カップルだったら迷わず２＋１にするのか、一人旅なら絶対に３列独立を選びたくなるのか。

 

まあ、その辺はそれぞれの事情によりそうですが、料金だけで見ると３列独立のほうが高いもの。

 

２＋１のシートは安さが魅力なのですが、上手く行けば「＋１」の独立シートに安い値段で座れるというのも大きな魅力です。

 

昔はこの配列しかなかったんだよなあ、夜行バスを長年使っている人から見ると、当然と思える４列シートの配列。

 

近年では安価な移動手段の代名詞となっています。

 

しかし時代の移り変わりか、４列シートも「スタンダード」と「ゆったり」の２つのバリエーションが存在。

 

何が違うかというと前席との間隔、足元の広さとなっているのです。

 

ゆったりタイプの４列シートを選ぶと、フットレストが付いていたり、フルリクライニングができたりと意外と快適。

 

コスパの高さから夜行バスでは、ゆったりタイプ４列シートを必ず選ぶという人も多いようです。

 

懐具合や次の日のスケジュールから３列シートや４列シートを検討する。

 

夜行バスもバリエーションで乗車できる時代になりました。

 

選択肢が増えるというのは、豊かになったことと同義です。

 

夜行バスのシート配列に、もっとバリエーションが増えることを期待したいものです。

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