夜行バス ペアシート

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安さ重視で夜行バスを利用していた時代は終わり。

 

今は、「乗り心地」という面でも新幹線よりバスが選ばれる時代です。

 

今から10年ほど前、私がかなりヘビーに夜行バスを利用していた頃。

 

夜行バスというのは、「お金がない学生やフリーターが帰省する時に使うもの」もしくは「若者の貧乏旅行に使うもの」「遠距離恋愛のサポートツール」という認識でいた方が多かったと思います。

 

実際、私が利用する夜行バスの客層はまさにそんな感じでしたし･･･。

 

そもそも、夜行バスそのものが社会的にまだそれほど認められている時代ではなく、専用のターミナル駅も少なかったんですよね。

 

当時をよく知る私としては、新宿の「バスタ」のような施設が整備されたことは驚きでした！

 

夜行バスのネガティブな要素がどんどん改善されていく昨今、「ペアシート」なる座席があるバスも登場し、カップル旅行に夜行バスを利用する方も少なくないとか！

 

これは「2列＋1列」の3列タイプのバスで、この「2列」の部分が「ペアシート」と呼ばれており、カーテンで仕切れる夜行バスもあるんですって。

 

それならバス旅行でも二人の世界に浸れますし、一人旅の方も気楽ですよね。

 

今どきの夜行バスのペアシートは、座席幅が45～55㎝ということで、標準的なバスの座席に比べてゆったり広め。

 

普通の2列＋2列のバスは座席幅が42～45㎝ですから、10㎝広いタイプもあるということです！

 

前の座席との間隔（シートピッチ）は92㎝～120㎝なので、これまた普通席（70㎝～90㎝）よりもかなり広めの設計になっています。

 

リクライニングは130°～140°で、仰向けとはいかないまでもかなり身体を伸ばすことができそうですね。

 

ちなみに、ぷらっとこだまの場合は座席幅が44㎝、シートピッチが104㎝、リクライニングは20°ですから、座り心地という面ではペアシートに負けちゃいそう！

 

肝心のお値段は、東京～大阪間でペアシートが4000円前後～、ぷらっとこだまが10,300円～。

 

それなら夜行バスのほうが断然おトクなんじゃない！？と考える方が多いのも無理はありません。

 

私が知っている時代の夜行バスだと、脚は伸ばせないし寝返りは打てないし、隣の人との距離が近過ぎて気になるし･･･と、乗り心地の面でネガティブな要素ばかりが気になりました。

 

しかし、ペアシートは上記のように新幹線に勝るとも劣らないシート構造！

 

実際に利用した方の間でも

• 「カーテンがついているので、隣の目も気にならず快適でした。」
• 「標準のシートに慣れていたので、あまりにも楽チンで朝まで爆睡でした！」

･･･と好評です。

 

ただ、カップルや友達同士でペアシートを利用するとなると、あまりに楽し過ぎて眠れないという心配も。

 

彼との旅行でドキドキして結局一睡もできず、翌日は眠くてダルくて楽しめなかった･･･なんて声もあります。

 

夜行バスでの長距離移動は、たとえ乗り心地の良いペアシートであっても身体に負担がかかっているもの。

 

翌日のスケジュールに差しさわりのない範囲内でお楽しみください！

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