北陸新幹線 通勤

トップページ ＞ 北陸新幹線の金額を区間別にチェック ＞ 通勤にも北陸新幹線が便利？1ヵ月定期券でどこまで安くなる？

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新幹線通勤＝リッチというイメージがあるかもしれませんが、現実にはそうでもない背景があったりすることも･･･。

 

北陸新幹線で通勤する人が知っておくべきリスクとは？

 

「新幹線通勤」って、なにやらリッチな響きですよね。

 

実際、1980年代後半のバブルの時期には、新幹線を使って通勤している方が非常に多かったそうです。

 

しかし、バブル崩壊後は縮小傾向で、今や新幹線通勤制度を廃止する企業も珍しくないそうですよ。

 

それでも、2015年現在でも「土地の安い地方都市に家を建てて、そこから首都圏まで新幹線で通勤している」という方はいらっしゃいますよね。

 

その背景には、都心部に家を建ててローンを組むよりも、地方から新幹線で通勤した場合のほうがトータルの負担額が安く済むという事情があるようです。

 

北陸新幹線の沿線も、家を建てるには好条件な町が多いですよね。

 

例えば群馬県の「安中榛名駅」の駅前には、新幹線通勤を考慮して作られたニュータウンもあります。

 

しかし、新幹線って在来線に比べるとべらぼうに高いですよね？

 

正規の料金で毎日通勤していたら、交通費だけで家計は火の車です。

 

通勤手当があったとしても、それだけではまかなえませんよね。

 

その点はご心配なく。

 

大丈夫です、新幹線には「FREX（フレックス）」（JR東日本・JR東海・JR西日本）「新幹線エクセルパス」（JR九州）という専用の通勤定期券が用意されています。

 

ここでは、北陸新幹線（長野新幹線）の主要区間の新幹線通勤定期料金を紹介しましょう。

 

【東京～安中榛名】
1ヵ月　108,530円
3ヶ月　309,270円

 

【東京～軽井沢】
1ヵ月　125,060円
3ヶ月　356,450円

 

【東京～佐久平】
1ヵ月　132,830円
3ヵ月　378,540円

 

【東京～上田】
1ヵ月　144,310円
3ヵ月　411,260円

 

【東京～長野】
1ヵ月　176,110円
3ヵ月　501,870円

 

この定期券が、どれだけお得なのか？

 

さきほども紹介した、ニュータウンのある安中榛名駅を例にして計算してみましょう。

 

東京～安中榛名駅の片道料金は、自由席で4,740円ですから、往復で9,480円。

 

月20日通勤するとしたら189,600円ですよね。

 

これが108,530円で抑えられるわけですから、確かに助かりますね！

 

ちなみに、2015年2月の段階では長野～金沢の区間についてはまだ公式発表はないようですが、この区間の新幹線通勤定期券の設定を心待ちにしている方も多いのではないでしょうか？

 

ただ、北陸新幹線を使って通勤する場合には、覚えておくべきデメリットもあります。

 

この区間は、代替となる輸送機関がないということです。

 

例えば、さきほどの安中榛名の駅前で分譲住宅を買って、そこから都内まで通勤する場合。

 

もし新幹線になんらかのトラブルが生じて運休になってしまうと、他に交通手段がありません！（実際に経路検索してみるとわかります。）

 

長野の場合は、松本経由でワイドビューしなのに乗ることになり、かなり遠回りな経路になってしまうのです。

 

今後、新幹線通勤することを前提で北陸新幹線の沿線に家を買う方は、そのようなデメリットがあることも念頭に置くべきでしょうね。

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