北陸新幹線 乗り継ぎ割引

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地方へ旅行に出かける場合、新幹線と在来線の特急列車を乗り継ぐ機会は多いものですよね。

 

そんな時に便利なのが「乗り継ぎ割引」です。

 

新幹線の切符がお安くなる割引サービスは色々ありますが、乗り継ぎをする在来線のチケットが安くなる割引というものもあるのをご存知でしょうか？（私は知りませんでした･･･）

 

その名も「乗り継ぎ割引」と呼ばれるもので、新幹線→在来線のJR特急列車に乗り継ぎ時にその料金が半額になるというサービスです。

 

もし2回乗り継ぎをする場合は、値段の高いほうの特急列車が割引されます。

 

ただし、この割引が適用されるのは、新幹線＆在来線特急列車のチケットを同時に購入した場合のみ。

 

また、全ての列車についてこの割引が適用されるわけではありません。

 

では、北陸新幹線の場合はどうなるのでしょうか？

 

そもそも、ナゼ乗り継ぎ割引が適用されるようになったのでしょうか？

 

主な理由としては、新幹線開業によって既存の特急列車が分断されてしまうことが挙げられます。

 

例えば北陸新幹線であれば、長野～金沢間を走る北陸本線、信越本線の一部の区間が、JR→第3セクターの会社（あいの風とやま鉄道株式会社、IRいしかわ鉄道株式会社、えちごトキめき鉄道株式会社）に経営移管されることになります。

 

これにより、場合によってはJRの北陸新幹線とこの3社の路線をまたがって乗車するというケースも出てくるでしょう。

 

鉄道会社ごとに運賃を精算することになるために金額が高くなってしまう可能性が出てくるわけです。

 

そこで、JRと上記3社の合意の元に、乗り継ぎ割引を実施することになりました。

 

一方、敦賀方面から在来特急列車で金沢に移動し、そこから北陸新幹線に乗り換えて東京方面に向かう場合にも乗り継ぎ割引が適用されるようです。

 

北陸新幹線の開業に伴って新設された乗り継ぎ割引の詳細については、JR西日本の公式HPに掲載されています。（「ニュースリリース」の2014年10月27日分を参考にしてみてください。）

 

• あいの風
• やま鉄道株式会社
• IRいしかわ鉄道株式会社
• えちごトキめき鉄道株式会社

 

それぞれの割引の適用範囲や、具体的な割引金額などが掲載されています。

 

添付されている表を参考にすると、この割引きが適用されることによって現行料金からプラス数十円（40～50円程度）の範囲内で収まっているようですね。

 

また、大阪→金沢を特急列車の指定席で移動し、金沢→新高岡を新幹線の自由席に乗車する場合は特急料金の合計が８００円安くなるそうです。

 

う～ん、知っていれば得をするけれど、知らずにいれば損をしそうな割引ですね。

 

旅の工程が決まったら、素直にみどりの窓口で切符をまとめ買いすれば間違いなさそうです！

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