北陸新幹線 マップ

トップページ ＞ 北陸新幹線の金額を区間別にチェック ＞ 北陸新幹線のマップを紹介！上越新幹線との違いは？

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北陸新幹線とはいうけれど、上越新幹線だって北陸ではないの！？

 

･･･そんな疑問をお持ちの方に、わかりやすいマップを元にしながら北陸新幹線のルートについて解説します。

 

「北陸新幹線開業で、北陸地方がもっと身近に！」というフレーズを最近よく耳にしますが、実は心の中で、「エッ、今までだって上越新幹線があったでしょ？」と思っている方もいらっしゃるのではなにでしょうか？

 

北陸の地理関係がつかめていないと、そう思ってしまうのも無理はないと思います。

 

北陸新幹線のルートマップをご覧いただけるとわかると思いますが、上越新幹線があって便利だったのは新潟県だけ。

 

富山県や石川県、福井県に行くには、在来線の特急列車に乗り継ぎをしなければならず、結構な時間がかかっていたんですよ。（東京～金沢間で約4時間）

 

それが、高崎を境に長野→富山→金沢と走る北陸新幹線ができることで、こちらの方面へのアクセスが非常にスピーディーになるのです！（東京～金沢間は最速で約2時間半です！）

 

具体的にどんな経路になるのかというと、これは停車駅を見るとよくわかると思います。

 

【北陸新幹線の停車駅】

• 東京
• 上野
• 大宮
• 熊谷
• 本庄早稲田
• 高崎
• 安中榛名
• 軽井沢
• 佐久平
• 上田
• 長野
• 飯山
• 上越妙高
• 糸魚川
• 黒部宇奈月温泉
• 富山
• 新高岡
• 金沢

 

東京から大宮方面に向かう新幹線って、いろいろ種類があってよくわかりませんよね（笑）。

 

マップを見てみるとわかりやすいのですが、北陸新幹線、長野新幹線（正式には北陸新幹線の一種ですが･･･）、上越新幹線、東北新幹線は東京～大宮までは一緒です。

 

そこから、まず東北新幹線の路線が分岐し、次に高崎で上越新幹線と北陸・長野新幹線が分かれます。

 

つまり、高崎までは上越新幹線でも北陸新幹線でもどちらに乗ってもOKだということになりますね。

 

さらに、もっと広い範囲でマップを見てみると、東京→敦賀に至る経路というのは、北陸新幹線でも東海道新幹線でもほぼ同じくらいの距離だということに気づきます。

 

万が一、震災で東海道新幹線がストップしてしまった時のために、東日本と西日本をつなぐ代替輸送ルートとしても北陸新幹線は大いに期待されているということなのです。

 

今でこそ太平洋側に首都があり、「日本海側よりも太平洋側のほうが栄えている」なんてイメージがついていますが、もともと日本は日本海側から文明が発展してきた国です。

 

というのも、大陸との入口は日本海側にあったからです。

 

アジアからの文化的、経済的入口として発展していた日本海側を、もう一度活性化させよう！成長著しいアジア諸国との交流を活性化させよう！

 

･･･北陸新幹線の建設にはそんな狙いもあるのではないかと推測します。

 

実際、これまでは日本の大動脈といえば東海道新幹線や東名高速道路でしたからね。

 

ここが分断されてしまうような事態になった時、国の経済までもが混乱に陥るようでは日本の国力を疑われてしまいます！

 

単に北陸の雇用促進、経済活性化のためというよりは、「日本という国自体を強いものにするため」「国家の基盤をより強固なものにするため」という目的も含まれているのではないでしょうか。

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