北陸新幹線 経路

トップページ ＞ 北陸新幹線の金額を区間別にチェック ＞ 北陸新幹線の経路はどんな感じ？今ある新幹線路線との関係は？

ツイート　　

 

みなさん、ご自身の頭の中にそれぞれオリジナルな日本地図をお持ちではありませんか？

 

正規の地図を比べてみると、笑ってしまうほど間違っていることもありますよ(笑)。

 

まずは、北陸新幹線の経路をチェックしてみましょう！

 

北陸新幹線が開業して、東京から北陸へのアクセスが便利になる！･･･というのはよく聞きますが、正直、あちら方面の土地勘がないとどこがどう便利になるのかイマイチわかりませんよね(笑)。

 

ただ、私個人の体験としては、東京～金沢の遠距離恋愛をしていたことがあるのでそのメリットは身に染みて感じます。

 

地図で見れば、「東京から金沢なんて、長野あたりの山を突っ切って行けば近そうじゃん！」と思えるのですが、そんな都合の良い路線はなく、「東京から東海道新幹線でわざわざ米原まで行って、そこから特急に乗り換えて北上する」という経路がスタンダードだたんですよ。

 

考えてみれば、すごく遠回りをしていたような気分です（涙）。

 

それが、2015年3月14日からは東京→大宮→高崎→長野→飯山→上越妙高→糸魚川→宇奈月温泉→富山→高岡→金沢に至るという経路で移動できるようになるのです。

 

地図で比較してみるとわかりますが、やっぱりこちらの経路のほうが近いですよ！

 

北陸新幹線のような新しい経路ができることは、万が一の災害対策としての意味も含んでいるようですね。

 

ところで、北陸新幹線の経路図を見ると気づきますが、既設の長野新幹線と経路がかぶっている区間があります。

 

具体的には、東京を出て大宮、高崎を経て長野に至るというこのルートですね。

 

ここを走る「あさま」という新幹線は、「長野新幹線タイプ」として北陸新幹線の4タイプの列車の中に含まれています。

 

ですから、東京から長野まで行く場合は「あさま」「かがやき」「はくたか」の3タイプから選ぶことができるということになりますね。

 

ちなみに、最速なのは、停車駅の少ない「かがやき」です。

 

ただ、その「かがやき」の停車駅を巡っては、思わぬトラブルも発生しているようです。

 

それは、「最速の”かがやき”は新潟県内の駅に停まらない」ということ。

 

経路図を見てみると、新潟県内には北陸新幹線が泊まる駅として上越妙高駅と糸魚川駅がありますが、いずれも「はくたかは停まるけど、かがやきは停まらない」。

 

例えていえば、「“こだま”や“ひかり”は停まるけれど“のぞみ”は停まらない静岡県」みたいなことでしょうね(笑)。

 

もっとも、静岡県の場合は知事が交代する度に「県内にのぞみの停車駅を！」公約するのですが、いまだ達成されていません。

 

どうやら同じような現象が新潟にも起きているようで、新潟県知事は「停車駅を１県に１つと主張してきたのに･･･」と不満たらたらのようです。

 

建設費用の負担割合にも関わってくる問題ですから、結構根の深いトラブルなのかもしれませんよ。

 

また、これまで関東～北陸地方をつなぐ主要路線として活躍してきた上越新幹線を利用する人が減ってしまうのでは？という問題もあります。

 

そのデメリットを逆手に取って、なにかしらお得な切符が設定されるのではないでしょうか！と、筆者ひひそかに期待を膨らませているのですが(笑)。

ツイート　　

スポンサーリンク