北陸新幹線 ほくほく線

トップページ ＞ 北陸新幹線の金額を区間別にチェック ＞ 北陸新幹線開業でほくほく線が危ない！？起死回生の一手は？

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北陸地方のみならず、全国的にも知名度の高い「特急はくたか」。

 

そのはくたか号が走っているのが、ほくほく線です！

 

新しく新幹線が通るということは、人や物の流れが変わるということ。

 

沿線に住む人々にとっては、進学や就職の選択肢の幅を拡大することにもつながり、大きなメリットとなります。

 

ただ、その一方で、必ずしも喜ばしくない影響を被る人々もいます。

 

その一つが、それまでその地域の交通を支えてきた路線です。

 

北陸新幹線に関しては、北越急行ほくほく線がその一つ。

 

ほくほく線は六日町駅と犀潟駅を結ぶ路線であり、上越新幹線の越後湯沢駅と直江津駅を結ぶ特急はくたか（在来線としては日本一の高速列車！時速は160km／ｈ）が走っていることで有名です。

 

これまで、東京から富山・金沢方面に向かう場合は上越新幹線で越後湯沢まで移動し、そこからはくたかに乗り換えるという方法がメインでしたが、北陸新幹線が開業した後はどうなってしまうのか･･･注目が集まっています。

 

たとえ北陸新幹線が開業したとしても、移動にかかる所要時間に大差がなく、おまけに料金が高いとなれば従来通りほくほく線経由のルートを選択する方も多いでしょう。

 

しかし、残念ながら時間は、東京～金沢が3時間45分→約2時間半、料金は自由席が12,170円→13,600円。

 

どう考えても、新幹線が有利です。

 

しかし、ほくほく線も黙って負けていません！

 

北陸新幹線が開業するタイミングで、超快速列車を走らせることを発表しているのです。

 

というのも、実は今まで大活躍してきた「特急はくたか」が廃止されてしまうから。

 

これがなくなってしまうと、ほくほく線が大打撃を受けるのは火を見るよりも明らかですよね！？

 

だからこそ、ほくほく線としてはなんとかして北陸新幹線に対抗したいわけです。

 

その策の一つが、「超快速列車」というわけですが･･･一体、どんな風に“超快速”なんでしょうね？

 

これまで愛されてきた「特急はくたか」に代わる、ほくほく線を象徴するような電車にしたい！･･･そんな意気込みで計画されている超快速列車。

 

名前は、「スノーラビット」だそうです！

 

なんだか、カッコいいというよりもかわいらしい名前ですね(笑)。

 

区間は、越後湯沢～直江津間で、停車駅は越後湯沢・十日町直江津のみです。

 

所要時間は、越後湯沢～直江津が約1時間となります。

 

現在、東京～越後湯沢間は1時間10分で、越後湯沢～直江津は普通列車で1時間半。

 

合計で約3時間かかっていますが、スノーラビットができれば約2時間半まで短縮されます。

 

北陸新幹線経由で直江津に行く場合は「上越妙高駅」で乗り換えることになりますが、こちらの所要時間はおよそ2時間20分。

 

時間的には十分、勝負できそうですよね。

 

おまけに、料金もほくほく線経由のほうが1,470円も安くなるそうですよ。

 

営業収益の9割を占めていたといわれる「はくたか」が廃止されても、負けずに這い上がってくるこの精神･･･他の鉄道会社にもぜひ見習ってほしいですね(笑)。

 

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