北陸新幹線 青春18

トップページ ＞ 北陸新幹線の金額を区間別にチェック ＞ 北陸新幹線開業で青春18はどう変わる？使える路線の変更は？

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おそらく誰もが知っている、JRの青春18きっぷ。

 

そもそもこれはどんな使い方ができる切符なのでしょうか？

 

北陸新幹線開業でどう変わるの？

 

旅に何を求めるのか？･･･その目的や本人の価値観によって、移動に使う交通手段は違ってきますよね。

 

電車に限定して考えてみれば、「スピード」や「ラグジュアリー感」を重視するのであれば新幹線、「安さ」や「お金で買えないロマン」を求めるのであれば青春18きっぷ。

 

もちろん、新幹線にだってロマンはありますから一概には言えませんが、「時間はたっぷりあるから、ゆっくり車窓の風景を眺めながら自分探しの旅に出たい」という場合にはやはり青春18きっぷがオススメです。

 

「名前は聞いたことがあるけど、具体的にどんなきっぷなのか知らない」という方のために解説しておくと、青春18きっぷというのは5枚ひとつづりで11,850 円の、乗り降り自由なJR乗車券のこと。

 

全国の普通・快速列車の普通車自由席、ＢＲＴ（バス高速輸送システム）、JR西日本宮島フェリーで利用することができます。

 

1日1枚が原則なので、一人で5日間旅するもよし、5人で日帰り旅行に出かけるもよし。

 

いろんな旅のカタチを応援してくれるお得な切符です。

 

ただ、それだけ便利でお得な切符ですから、発売期間と利用期間は限られています。

 

基本的には「春（だいたい3月上旬～4月上旬）」「夏（だいたい7月下旬～9月上旬）」「冬（だいたい12月上旬～1月上旬）」と、学生さんが長期休みに入るタイミングに合わせて使えるようになっています。

 

ちなみに、「青春18」という名前がついていますが、オトナでも普通に使えますのでご安心ください。

 

さて、この青春18きっぷ、北陸新幹線の開業に合わせて、ルールに若干の変更が生じているようですのでチェックしておきましょう。

 

JRの公式発表によれば、2015年3月14日の北陸新幹線開業に伴って、青春18きっぷで利用できる区間にちょっとした変更が生じているとのこと。

 

具体的には、経営が移管される長野～金沢間（この度、新たに新幹線が通る区間です。）では青春18きっぷが使えなくなるとのこと。

 

すなわち、この区間を走っている

• 「しなの鉄道」
• 「えちごトキめき鉄道」
• 「あいの風とやま鉄道」
• 「ＩＲいしかわ鉄道」

はJRの経営ではなくなるため、各鉄道会社が販売する別の乗車券が必要になるということです。

 

ただし特例として、「あいの風とやま鉄道」と「ＩＲいしかわ鉄道」については普通・快速列車（普通車自由席）に乗車して「通過する＝途中下車しない」場合に限って青春18きっぷの利用を認められている区間があります。

 

• あいの風とやま鉄道･･･富山～高岡間
• ＩＲいしかわ鉄道･･･金沢～津幡間

 

ただし、下車可能駅が決められていますので、事前にJRの公式HPで確認しておきましょう。

 

それ以外の駅で降りてしまった場合は、別途、運賃を請求されてしまいます！

 

北陸新幹線の開業に伴ってJRから公式発表されている「青春18きっぷ」のルールの変更内容については、賛否両論あるようですね。

 

まず、高山本線を使って岐阜の方面から富山に来て、そこから氷見を目指すという場合は「富山～高岡間」は特例区間なので便利ですよね。

 

一方、長野方面から来た場合には、富山までは別料金がかかりますが、富山～高岡間は青春18きっぷで乗車できるということになります。

 

「それって、富山で降りずにそのまま氷見方面に向かった場合は料金の精算が複雑になるんじゃないの？」という声も上がっていますよ。

 

また、これは意外な事実でしたが、JR区間同士をつなぐ第３セクター線（国or地方公共団体と民間企業との共同出資で運営する路線）というのは、検札（きっぷを確認すること）にまわってこない路線も多く、いわゆる「キセル」乗車も少なくないのだとか。

 

青春18きっぷでも、「本当は追加で乗車券を支払わなければならない区間であるにも関わらず、キセルで乗れてしまうかもしれない」という区間があるのだそうです。

 

自動改札が当たり前の時代ですが、地方にはまだまだ人の手で検札している路線もあるんだ･･･と言う事実も驚きです。

 

青春18きっぷの存続をおびやかすようなルール違反はしてほしくないです。

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